講師のメッセージ
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講師のメッセージ

鳥居 明(生理学)良いスポーツトレーナーの条件、実は技術より人間性なんです。

学生の頃からスポーツが好きで、パワーリフティングやスキー、柔道など様々な競技を経験してきました。そうした中でスポーツの現場で働きたいという意欲が芽生え、スポーツトレーナーという職業に出会ったんです。日本ではまだスポーツトレーナーという言葉が耳慣れない頃ですね。

それからスポーツトレーナーとして社会体育の現場に立ち経験を重ねる中で鍼灸の資格をとり、40才の時に開業しました。やはり、治療はトレーナーとしての大きな付加価値になっていますね。おかげさまで、これまで自転車競技やトライアスロンの選手、パラリンピック出場選手など様々なアスリートの身体をケアしてきました。

私は常々言うのですが、良いスポーツトレーナーの条件って実は技術より人間性なんです。重たい荷物を持ってあげたり、気を利かせて何でもパパッとやる人が選手やコーチなどから信頼をいただいて必然的に依頼されるようになる。人間教育は、本校の教育理念の根幹でもありますから、なおさら学生たちの人間性を磨くことに尽力していきたいですね。鍼灸の受療率はまだ6、7%と低いにも関わらず潜在需要は高い。そういう意味では将来大きく市場が拡大する可能性があります。たくさんの方々に挑戦してもらいたいですね。

鳥居 明

足永 弘子(ハリ実技)小さな歩幅でも、毎日歩めば必ず道は開けます。

私は28才の時にガンで夫を亡くしました。将来のことも含めてとても落ち込み悲観していました。そうした中で、人を助ける仕事がしたいと思うようになり、鍼灸と出会ったのです。以来、たくさんの方々と鍼灸を通じて対峙してきました。一度社会に出て、もう一度勉強したいと鍼灸の門戸を叩いた方が多かったこともあり、全力で応援してきました。私の知識と技術をすべて教えたい。いつも、そう思ってこの仕事に関わってきました。

どんな方でも、何才からでも、思いは必ず叶います。私がそうでしたから。専業主婦だった私が、鍼灸と出会ったおかげで人生が開けたんです。一人ひとりがもっている可能性は、本当にすごいものがあります。私はそれを引き出すお手伝いがしたいと思っています。

いつも、みんなに言っているのが「Small Step」に、小さなチャレンジを重ねたら、未来への道は必ず見つけられます。みなさんと一緒に歩めることは、とても幸せです。

足永 弘子

安藤 淳(東洋医学概論/経絡経穴概論)治したいという気持ちが大切。国家資格を取ることがゴールじゃない。

大学時代心理学もとっていて、人の発想とか考えというものに強く関心を抱くようになったんです。そして、人の心や身体を回復させていくマインド的アプローチを追求していく中で鍼灸と出会いました。教員になるのも夢だったので、鍼灸の専門学校で教壇に立っているという現状にはとても満足しています。

私が担当しているのは、東洋医学概論と経絡経穴概論。いずれも、鍼灸を志す上での基本であり、共通言語ともなる考え方を身につける科目です。授業で心がけていることは、暗記に終始しないようにすること。もちろん、資格を取る上で憶えなくてはならないことはたくさんあります。しかし、国家資格を取ることがゴールではありません。その先にある人生を見据え、自分なりの考えをもつことや解釈にバリエーションをもたせることの大切さを教えたいですね。

私の個人的な考えですが、鍼灸はあくまで治療手段なんですね。それよりも、治したいという気持ちが大切です。治療手段にこだわり過ぎるあまり、何のために鍼灸を勉強しているのかという想いを忘れてほしくないですね。ですから、とりあえず資格をくれという人は困ります。自分は何のために鍼灸を身に付けるのか、その目的意識をもってほしい。そして、好奇心旺盛で自ら積極的にコミュニケーションがとれる人。つまりは、人間が好きな人、そんな学生さんにたくさん会いたいですね。

安藤 淳